2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Stage10,Stage11の感想

【Stage10】花が咲いたら〜ジルマ・マジカ〜 薪人の想い人である江里子だが、自分で自分を「いい女」と言うなかなかすごいキャラ。よほど自信があるのか薪人のことが眼中にないのか。初登場のシーンで文字通り周りに星がきらめいていたのは笑ったけど。 冥獣…

「処女はお姉さまに恋してる」の感想・その4

第四話「私たちの十月革命」 奏のリボンを巡る話だけど、どちらかといえば貴子やまりやが目立つ話になっている。この二人にとって、瑞穂は単なる友人やクラスメイトではない存在になりつつあることをそれとなく示そうとしているのか。 他にはオカルトマニア…

「処女はお姉さまに恋してる」の感想・その3

第三話「真夏の夜の恋人たち(サマーナイトラヴァ−ズ)」まで。 第二話といい、これといい、どちらかというと脇に近いキャラがメインの話が続くのが意外といえば意外。まあ、この作品は主人公がかなり特殊な状況に放り込まれるので、ある程度学園になじむま…

「ツバサ・クロニクル」第2話、第3話の感想

小狼役の人の演技は何か腰が据わってない感じがする。もっと必死な感じを出してほしい。「腹から声を出せ!」(by ハルヒ in 「溜息」128P) 各キャラクターが見た目から受けるイメージそのままの行動をするので、意外性のある展開にならないのがどうに…

「処女はお姉さまに恋してる」の感想・その2

第二話「お転婆花嫁幻想曲」と挿話*1「薄荷(Interlude)」まで。 言葉の綾かもしれないけど、「お転婆」が幽霊の一子を指しているのだとしたら多少不正確な形容という気もする。気が動転するとものすごい早口になってしまうというのは、どちらかというと「慌…

「処女はお姉さまに恋してる」の感想・その1

とりあえず第一話の「梅雨空は憂い顔と共に」まで。 フィクションに細かい突込みをしても仕方ないけど、まず主人公の声がまるで男ではない*1というのがびっくりである。さらにはウエストが女の子より細いとかもう、設定上*2仕方がないとはいえ現実世界とのギ…

フタコイ オルタナティブ「FILM 02 ノーネーム・デイ」の感想

緩急のある作りで飽きさせない。まあ、脈絡がないともいえるが。どういう経緯で白鐘姉妹が恋太郎の事務所を訪ねることになったのかとか、初対面で「ダサイ」だの「センスない」だの悪態をついていた沙羅がなぜ恋太郎*1を慕うようになったのかとか細かい部分…

フタコイ オルタナティブ「FILM 01 コロッケとヘリと地下ボクシングと私」の感想

原作のゲーム、アニメ、小説などはまったくといっていいほど知らない。 妙に各感想サイトで評判になっているから見てみたのだが、確かにこれはぶっ飛んでいる。ぬるいハーレム型ラブコメなどでは全然ない。 異様に動く作画で二人組の脱出劇を描写するタイト…

「涼宮ハルヒの動揺」の感想・その4

・猫はどこに行った?:今回の唯一の書き下ろし。各キャラがそれぞれの性格付けに忠実な役割をこなしていてそれはそれでいいのだけど、逆に言うならそれだけともいえる。一応ミステリ仕立ての話なので、ストーリーやキャラ立てに凝るべきでないとの判断かも…

「涼宮ハルヒの動揺」の感想・その3

・ヒトメボレLOVER:長門メインの話だが、その合間に結構ハルヒとキョンの絡みがある。代筆、代読みを頼まれた告白文書をハルヒが見て誤解するシーンとか。キョンを問いつめるハルヒが「引きつったような笑み」だったというのがポイント。後から部室にやって…

「電波男」の感想

電波男作者: 本田透出版社/メーカー: 三才ブックス発売日: 2005/03/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 343回この商品を含むブログ (411件) を見る読んでいて思い出したのは、村上龍の「すべての男は消耗品である」だった。あのエッセイは、「若くてきれ…

【Stage9】炎の友情合体〜ジルマ・マージ・マジ・ジンガの感想

ボトルシップの船を瓶から出す → 馬に刺さった呪いの矢を身体の外に出す、という比較は非常にわかりやすい。 強い思いとは何かといえば、それはつまりバリキオンが敵の馬であり母の仇であることを忘れ、純粋に命を助けたいという気持ちだった。 呪いで瀕死に…

「ツバサ・クロニクル」第1話「必然のデアイ」の感想

原作は未読。 サクラ姫役の人は思ったより(予告ムービーを見たときはかなり心配だったが)はいい演技をしている。ただ、淡々と話しているときはともかく、激した感情を表現するのはまだまだか。 城の見張りに見つかって小狼がサクラを抱えて逃げる場面では…

「涼宮ハルヒの動揺」の感想・その2

・朝比奈ミクルの冒険 Episode 00:「涼宮ハルヒの溜息」でSOS団が作っていた映画のノベライズというかメイキングというか。内容には多少、虚実が入り交じっているっぽい*1が。唐突でつながりを欠く場面転換の多さは意外とアニメ向きかもしれない。 「溜息」…

「涼宮ハルヒの動揺」の感想・その1

キョンや小泉はあっさり飛ばされてハルヒが再び表紙に。これだけ人気のあるシリーズであれば男性キャラでもかまわないと思うんだけど。 ・ライブアライブ:熱を出した軽音学部のリーダーの代わりにハルヒがライブで歌うという超常現象とは無縁の話で、ハルヒ…

【Stage8】君こそヒロイン 〜マジュナ・マジュナ〜の感想

やはり、ブルー(麗)の演技の固さが取れないなぁ。ピンク(芳香)に引きずられている時はまだいいんだけど、一人で悩む場面だと抑揚のつけ方が不安定なのが気になる。 最初に冥獣の犠牲になる女優さんがあまりそれらしく見えないっていうのは深く追求すべきで…

「妹オーディション」の感想・その4(最後まで読了)

第四章「中間報告」からあとがきまで。 由乃と江利子さまのやり取りは、予想がつきやすいのが難点かなぁ。すぐに熱くなる由乃と、はなから楽しむ気満々な江利子さまでは勝負が見えているし、最終的にはお互いの気持ちの問題なので実はそれほど深刻な話でもな…

「妹オーディション」の感想・その3(154Pまで読了)

第三章の「ようこそ茶話会へ」まで。 お節介なのは紅薔薇の伝統なのか。蓉子さまといい、祥子さまといい。そして祐巳。今回は「ウァレンティーヌスの贈り物(前編)」の23〜25Pで、カメラマンとしての矜持から妹を作らない旨の宣言*1をしていた蔦子さん…

第12話「さらばアルティメットガール」の感想

最終回だけに作画がいい。変身スーツのライン一つとっても柔らかさが出ている。ヴィヴィアンとつぼみが走っているシーンだけは超省略作画だったけど。 自己犠牲はヒロインの宿命というわけで宇宙生命体と一体化した真に体を渡す決意をする白絹だが、「恋する…

「妹オーディション」の感想・その2(106Pまで読了)

第二章の「マリア様の星」まで。 よもや可南子がこの段階で表舞台から消えることになるとは思わなかった。確かに「特別でないただの一日」以降、瞳子の方が目立っていたわけだけど、「紅薔薇のつぼみの不在」(「チャオ ソレッラ!」収録)にあった、 祥子さ…

「妹オーディション」の感想・その1(57Pまで読了)

現物を手にしてから、「すーる」オーディションという読みだった*1ことに初めて気づいた。語呂としては「いもうと」の方がいい気もするんだけど。 普段は本文を読む前に目次を見たりしないのに、つい見てしまったのは先の展開が気になったからだが、最後の章…

ヤングジャンプ18号の感想

大久保麻梨子が表紙&巻頭9P。あからさまなポーズではないが、胸及び上半身を強調した写真が多い。腰とか足の細さを見せるカットがいくつかあってもいいんじゃないかとは思った。あと、髪で耳を隠さない方が明るい印象になるので個人的には好み。 1枚目の…

【Stage7】夢の中へ〜ジンガ・マジーロ〜の感想

役者さんの演技力に不安のあるイエローが主役ということでちょっと心配だったのだが、意外にがんばっていたと思う。いつもどこかぎこちないのは台詞が少ないせいもあるのかな。 今回は冒頭、前回のウルザードにマジキングに変身するための魔法力を奪われた場…