Stage10,Stage11の感想

【Stage10】花が咲いたら〜ジルマ・マジカ〜
薪人の想い人である江里子だが、自分で自分を「いい女」と言うなかなかすごいキャラ。よほど自信があるのか薪人のことが眼中にないのか。初登場のシーンで文字通り周りに星がきらめいていたのは笑ったけど。
冥獣が憑依したサボテンが朝食のパンやら牛乳を掠め取っている場面はアニメ「シノブ伝」にも似たような話があったけど、牛乳が全部なくなっていれば普通気づかないかなぁ。マンドラ坊やも含めてよく動く特殊効果は見てて楽しい。
江里子に「暑苦しい男」と評された薪人は、冥獣に襲われた彼女を助ける場面で「江里子さんが好きだから!」を連呼。4回は言ってたと思うが、確かにそれは暑苦しいだろう。(笑)
最後のアニキ農場でのデートの場面は薪人が江里子にお姫様抱っことキスを強要されるというベタなのかバカなのかよくわからない展開。近くで見ていた4人がキスの時にすぐに後ろを向いてしまうあたりずいぶん純情な話だが、芳香だけは一瞬遅いタイミングなのがこのキャラらしいところ。そういえば、最初にサボテンの化け物と戦った後、薪人のめげない姿に感動して「愛し続けることも勇気なのね」とか言ってたけど、10回目にしてシリーズのコンセプトキーワードをおとぼけシーンに使うのはいかがなものか。(笑)

【Stage11】吸血鬼の夜〜マジーロ・マジカ〜
珍しく私服バージョンの芳香が見られるが、一応ピンク色になっているのは芸が細かい。よく考えたら普段からあの5色の服で行動しているのは相当奇異な目で見られてもおかしくない振る舞いなのではなかろうか。
夜の林の中での一騎当千の戦いぶりを見てウルザードが「見違えたぞ、桃色の魔法使い」と言っているが、今まで見くびってたというのであれば失礼な話。(笑)
どうでもいいけど、中間の「キャラデコ」のCMがOPのナレーションのパロディになっていて何というかバカ過ぎである。曰く、

キャラデコ、それは美味しい美味しさ*1
キャラデコ、それは楽しいケーキ。
キャラデコ、それはスペシャルの証し!

後ろで魁(レッド)が「マジうま!」とか言ってるし。
ライブハウスでのナイとメアとの戦いで根性を見せる翼とそれを見てやる気を出す芳香、のシーンは、Stage9の魁がバリキオンと心を通わせたシーン並に音楽が大げさ。まあ、こういうちょっと無駄に熱いところが味なのかもしれないけど。

*1:ちょっとここは聞き取りに自信なし。「うれしい美味しさ」?