フタコイ オルタナティブ「FILM 03 エメラルドマウンテン ハイ」の感想

毎晩女子高生二人を両脇に置いて寝ているとは、恋太郎も結構なご身分だが、そんな日常も月日がたてば壊れる可能性があることを示した話。なかなかビターでちょっとびっくりなんだけど、双恋でもそういう話なんだろうか。

私たちは、一度手に入れたものを手放してしまったのよ。
あなたたちは、私たちみたいになっちゃだめ。
絶対に、手を離しちゃだめなんだから。

と、過去同じ立場にあった者*1としての忠告をする舞。恋太郎と一緒に写っている写真の双子が3年前は愛と舞で、今は沙羅と双樹であるというイメージはいささか不吉だが、少なくとも物語上では同じ轍は踏まないか。どうでもいいけど、この直前の「みんな上手く行かなくなっちゃった」の前が聞き取れない。「あの頃をすぎたから」?
どうでもいいことその2。愛や舞を写す時に胸や腰をアップにするのはこの二人が大人であることを強調して、否応無しに社会に関わっていることを示そうとしているのかなぁ。沙羅や双樹は(ゆったりとした服のデザインのせいもあるだろうけど)まだ肉体的にも未発達という感じに見える。

*1:舞:「正反対だけど、仲のいい双子 / いまいち冴えないけど、とっても素敵な男の子 / 同じ。何もかも同じだわ」