絶対少年
希紗に続いて理絵子も友達関係から脱落気味。元々、気持ちの向いている方向が「まっきー → 理絵子 → 成基 → 希紗 → ブンちゃん」というどこまでもすれ違いの関係ではあるのだが、とうとう我慢できなくなってしまったようだ。成基が頑なに希紗のことばかり気…
場面転換の多い話だった。といってもほとんどの場面はまっきーの視点なので、それだけ彼がいろいろな人物と会っているということになる。今回だけ見るとまるで主人公である。希紗は完全に閉じこもりモードだし、傷心の理絵子は余裕がないし。 年長のキャラ二…
前回の最後でブンちゃんが壊れたことで横浜サイドの人間関係のすれ違いぶりに拍車がかかってしまった。希紗は電話を壊すし、成基は将棋盤を蹴っ飛ばすし、すっかり荒んでいる。 相手を大事にしている順番(優先順位)として、希紗は「ブンちゃん>成基」、成…
「出会い」とは希紗と歩が出会うことで、「絶望」とはブンちゃんがどっしるとしっしんに破壊されることだったのか。旧主人公と新主人公の出会いはともかく、まさか本当に暖色系と寒色系が戦うことになるとは。 前半、希紗が自分の十七歳の誕生日を誰にも祝っ…
希紗:すごいね。 成基:何が? 希紗:成基のいる所。 (中略) 希紗:何もできない。……私なんかいてもいなくても同じだし。 成基:それは違うぞ。 希紗:え? 成基:いてくれないと困る。希紗がいないと、こんな時……誰と話したらいいか困る。 成基の前だと…
歩:もしもし? 美紀:歩君? ごめん、お風呂入ってた。 歩:そうじゃないかと思った。 美紀:えへへ……。今、バスタオルだけ。 歩:ん……あぁ。頭ちゃんと乾かした? 美紀:まだ濡れてる……。 いつの間にそんなに親しくなったんだ、と言いたくなるような気安い…
第14話「拮抗する二つの力」 前回は夜のイメージが強かったが、今回は日の光の当たる場所が多く明るいイメージ。なんだか台詞回しも全体的にさわやかというかお行儀がいいというか、連続テ○ビ小説のような空気がどことなく漂っている。理絵子が「ときみや…
ノベライズだが、台詞部分は脚本そのままという感じでアニメとほとんど変わらない形で載っている。各エピソードを追体験したり、 個々の台詞を確認したりするにはうってつけだが、小説オリジナルの展開を望む人には向いていない。 ただ、各キャラの内面につ…
1クールかと思ってたら、しっかり公式で14話以降のスケジュールが書いてあって、しかも舞台が横浜に移るということを今更知る。 第12話「猫おどりの空に舞う」 結局、田菜編のテーマは「あっち側(非日常)」と「こっち側(日常)」は混ざってはいけな…
毎度、内容を曖昧に表現しつつ叙情的なタイトルだが今回のは……? 冒頭、傍から見れば初心な恋人同士にしか見えないだろう微妙な距離で話す潮音と拓馬は、 だって私、また変なもの見ちゃったんだもの。 どんな? あのね……いい、どうせ馬鹿にするから、言わな…
あまり先のことを考えずに見ていたのだが、もしかして1クール? 歩の「祭りが終わったら、横浜に帰る」発言を聞くとそんな感じ。 今回はたまに作画が気になるときがあった。目の描き方に若干柔らかさが欠けてたり、歩の等身が微妙に高くなったりとか、ささ…
前回は胸で今回は脚かと思うくらい腰から下を写しているアングルが多かったが、やっぱりわざとなんだろうか。美紀がミシンから離れた後のカットとか、潮音が予備校(?)で授業を受けているシーンとか、明らかに下だけ撮る必然性がない場面だし。 わっくんと…
君も……出口を探しているんだよね? だって、世界は開いていると思いたいから。 須河原嬢の語りが長くてちょっと驚いた。単なる野次馬根性で祭りとか常ならぬものを追いかけているわけではなかったのか。このキャラの口を借りて作品のテーマを説明したという…
OPがCooRieだというのはチェックしておくべきだったか。何だか「流れ星☆」と「センチメンタル」を合わせたような雰囲気の曲だけど。勢いのある曲を作ろうとすると似てくるのかなぁ。 それはともかく、男性キャラ二人に不満の残る回だった。まず、一人目は主…
地味なタイトルと、田舎が舞台の幻想譚という一見ひねりのない設定に興味を引かれなかったのだが、なんの気なしに衛星放送を見てたら、意外に自分好みの雰囲気かもということで続けて視聴することに。第5話までを見ていなくて細かい設定がわからないことも…