第9話「いつだって優先順位の問題」

前回は胸で今回は脚かと思うくらい腰から下を写しているアングルが多かったが、やっぱりわざとなんだろうか。美紀がミシンから離れた後のカットとか、潮音が予備校(?)で授業を受けているシーンとか、明らかに下だけ撮る必然性がない場面だし。
わっくんとの約束に続いて、美紀と潮音からも祭りに誘われる歩。そんなに魅力のある子かなぁ。(笑) 前回の拒絶*1にもめげず、明るい態度で誘いをかける潮音が何だか意外だけど、冷たい態度をとられたことでかえって吹っ切れたのかな。「人を好きになったら、わかるよ。(本当に好きな相手とは違う)歩を誘っちゃう私の気持ち」と言われて、「人それぞれだから、わからない(かも?)」と答える歩は相変わらず。自分もつい使ってしまう言葉なんだけど、人それぞれ、と言ってしまうとそこから話が進まなくなってしまうからなぁ。
拓馬は拓馬で美紀に誘いをかけるが、彼女の気持ちが歩に行っている事に気づいて身を引こうとする辺り、同じダウナーキャラでも多少は周りが見えているのか。「想ってても、口に出さなきゃ伝わらないぞ」と、間接的にライバルへ塩を送ったりしている。拓馬が目の前から去ってから、卓に突っ伏してため息をついている美紀の気持ちも今ひとつわからないけど。祭りに歩を誘った時も、なぜか顔を伏せて「待って!」、「待ってるから」と妙にシリアスなのは何なのか。そんなにわけありの関係とも思えないのだが。

*1:夕暮れの路上でキスを迫ったが、断られた。