ドロテア第1巻/Cuvie
ドロテア~魔女の鉄鎚~ (1) (カドカワコミックスドラゴンJr)
- 作者: Cuvie
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/03/29
- メディア: コミック
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とはいえ、主人公のドロテアには幼なじみの青年ギュルクもいるので、ラブな要素もないではない。第1話では久しぶりの再会で喜びの抱擁を交わした後、ギュルクにキスをされるというシーンがあった。予期していなかったのか、ちょっとパニックになるもののすぐに短剣を抜いてやめさせるというあたりは、このキャラの基本的に潔癖な性格を表している。まあ、それでその後何も考えられなくなるほど初心というわけでもなさそうだけど。
中盤では傭兵になるための条件としてギュルクと剣の勝負もしているのだが、あっさりドロテアが勝っており、純粋な剣の力量としては彼女の方が上である。主人公としてはむしろこれが正しいだろう。サブタイトルに「魔女」とはあるが、それはドロテアの血筋を示すだけで、ゲーム風に職業を表すなら戦士として志願しているわけだし。