ヤングアニマルvol.4

maeoki2007-02-12

ユリア100式(萩尾ノブト、原作:原田重光 相変わらずユリンの目元がユリアにそっくりなのが気にはなるが、性格の違いもあって見分けはつくようになった。今回の第一の見どころはプロレス技をかける側に回ったユリアかな。今まではされるばかりだったが、自分以上に暴走する妹がいるとそんなこともする必要がでてくるわけか。
前回の流れからなし崩し的に瞬介宅に居座るかと思ったら、新しいご主人様候補の家に「誘拐」されることに。子供好きで小学校の先生になりたいという青年だけど、それがロリと結びつくとは限らないような。件の青年「一平」は、まだ高校生の良夫(105式ジュリアの持ち主)に比べれば大人だが、瞬介に比べるといなし能力がなさそうだからどうなることやら。
キミキス東雲太郎、原作:エンターブレイン 88Pの最後にある「や やっぱり待って!」と次のページの「で でも……大丈夫?」がつながらない気がするのだが。「で でも」を「あの……本当に」とかにすれば多少わかりやすいかも。
それはともかく、割合さわやかだった前回に比べるとエロ度3割増くらいな感じになっている。主人公の膝の怪我をなめて消毒、というかなり露骨な演出もそうだけど、その前の接触プレーのシーンも明日香の身体を意識する主人公の思考と視線をトレースしているところに精神的なエロさが出ているというか。まあ、個人的には91Pの少女漫画のような花を配した背景に受けたわけだが。シャープなタッチの絵柄とはミスマッチな気がしないでもないし、何だか唐突な感じがして。