「DESIRE(完全版)」の感想・その2

二日めの夜に入ったあたりまで進めた。黒地に白のメッセージ画面は目が疲れる。
感想・その1で書いた通り、一日目の夜にアルが堂々と浮気をしているのに唖然としていたら、ちょうど同じ頃マコトは友人のレイコとレズ行為に及んでいたということでお互い様? ただまあ、同性同士より異性の間での行為による浮気の方が罪深い気はする。レイコが完全にマコトを独占するつもりならいざ知らず、「(している最中にアルに踏み込まれたら)3Pしようと思ってた」みたいなことを言っているから、この二人の場合はちょっと過激なスキンシップという解釈も可能だろう。
レイコとの行為を終えたマコトがアルの部屋に様子を見に行ったらクリスとの行為の真っ最中、という予想通りだが最悪の展開。ショックを受けたマコトが海岸で物思いに耽っているところをカイルにつけこまれて*1、なし崩し的に関係を持ってしまうことに。しかし、アルとの行為への期待から身体が火照っていたとはいえ、自分から「欲しい」と言ってしまったら駄目だよなぁ。
翌日カイルに会ったら、前日の行為の時の声を録音していたことを知らされて、言われるがままに宿舎の廊下でストリップ*2、さらにはバイブ付きの下着をつけさせられて、完全に被調教モードである。それにしても、用意のいいゴリラだ。(笑) まあ、後で書くようにこの男はただのマッチョではないようなので、こっそり録音するぐらいはお手の物なのかもしれないけど。
その後、自分の部屋で本格的な行為に及ぶわけだが、1回目の時以上に声優さんの演技が大迫力でびびる。なんというか、艶声というより獣の叫び声という雰囲気である。変な言い方だけど、ストレス解消にいいんじゃないかというくらい思い切り叫んでいる。いずれにしても、マコトが性的欲求に逆らえない体質でしかもマゾ的嗜好があることはこの時点で明らか。行為の後でカイルの胸に抱かれて安心しちゃっているのを見ると、いい相手が見つかったんじゃないかとさえ思ってしまう。
ここまで書いて見直したら、Hシーンのことしか書いていない。(笑) まあ、研究所の謎については最後にならないとわからないだろうし、キャラ的にはマコトから脅迫まがいに色々聞き出しているカイルが工作員?、という事くらいしかはっきりしていないから書くことがない。
感想・その1へ

*1:レイコがアルを誘惑するために貸した紫色のストッキングとガーターベルトが淫乱の証みたいに思われてしまうのも皮肉な話。

*2:細かいことだけど、この時すぐには脱がずにさんざん躊躇させているのはよい。あっさり従っていたのではやはり面白みがないから。