the Sneaker6月号

隔月刊なので一昨日感想を書いた百合姫(季刊)以上に今更だが。

表紙

ハルヒとウサミミをつけた朝比奈さん。巻末にも情報がないのでわからないけど、のいぢ氏の絵だよなぁ……? ハルヒの目の下端が幅広で四角いせいかいつもと違う感じを受ける。淡い色使いは最近の傾向だから多分間違いはないはずなのだが。

総力特集「涼宮ハルヒの憂鬱

さすがに本家だけあって、アニメ雑誌でもないのに結構力の入った記事が載っている。キョンハルヒなどのレギュラー陣のみならず、谷口やキョン妹などの脇役の設定画までが全てカラーで載ってるし。朝比奈さんはともかく、パワフルキャラのハルヒ鶴屋さんが内股設定なのはちょっと驚き。

ハルヒ劇場 act.2(谷川流×いとうのいぢ

ゲームで言えばファンディスクみたいなものだろうか。ファンタジーだろうがSFだろうがゲーム世界の中という設定である以上、ハルヒ達が本格的な危機に陥ることはありえないので今ひとつ緊張感がないのも仕方がないか。
実務担当の長門、指示を出しつつ天性の勘*1で一同を引っ張るハルヒ、癒し担当の朝比奈さんといういつもの役割分担が守られているのは安心感があるけど、逆に言えば結末も含めて予定調和に過ぎるともいえる。

今月のリング・イン!(イラストレーターが語るスニーカー文庫

今月の新刊の「マレア」で挿絵を担当しているTASA氏のコメントが表紙のイラスト(文庫に比べて五割増のサイズ)と共に載っている。マレアたちが乗る竜車を引くジャヴァウォックに自分が似ているのだとか。

CREATER'S NOW拡大版

自分がこの雑誌を買っている動機の一つである「99番地のクロニカ」が載ってないのは残念だが、椋本夏夜氏のイラストが載っている。花見ネタ。吉野に行ったということは関西在住なのだろうか。
あと、TASA氏の「マレア」宣伝文、『魔法薬売りのまいどぉ〜マレアのまいどぉ〜文庫をよろしくまいどぉ〜』にちょっと受けた。近所の市場のおじさんの真似らしい。

*1:実際には無意識に世界を望みどおりに改変しているのかもしれないけど。