Cobalt2月号
OVAに関しては表紙裏のピンナップと声優さんのインタビューくらいなので、それほど目新しいものはない。ピンナップはアニメの公式サイトに載っているものだし、声優さんたち(二年生の三人)もまだどんなものになるのか予想している段階の様だし。インタビューの最後に三人が並んでいる写真があるのだが、なぜか全員ブーツである。たまたまなのかわざとなのか。肝心の発売日は今年の秋らしい。
三つ葉のクローバー(読みきり)
相変わらず雑誌の読みきりになるとビターな話を書くなぁ。姉妹になればたいていの障害は乗り越えられる山百合会の面々と違って、一般生徒だとかくももろい関係になってしまうのか。割と今回の主人公(繭)に関しては自業自得の感があるとはいえ。まあ、話の本題は別れることではなく姉妹の関係において影響を与えるのは姉と妹のどちらなのかという事のようだけど。影響を与えるのは常に姉であるという繭の思いこみを幼なじみ(朱祢)によって覆されるという展開。でも、結末は前向きなので後味は悪くない。
どうでもいいけど、24、5Pで繭が元お姉さまの栄江さまを「いい女」と言っているのには若干違和感を覚えた。どうもこの言葉は対異性に対してのほめ言葉のような気がして。ちさとが令さまに関して使っている「素敵な人」ではいけなかったのかな。あるいは「魅力的な存在」とかでもいいが。