第7話「タイセツナヒト」

ユウ、あたしと一緒に見よう?

キッズステーションで流れていたDVDの広告でのハルカの台詞だが、そんなに気分出して読んでくれなくても、と思うくらい本編とテンションが同じだ……。まるで二人の人生にとってすごく重要な映像でも入っているかのようである。日常的な台詞を非日常的に表現すると妙なおかしみがあるなぁ。
それはともかく、今回は第2話以来の美少女系にベクトルが振られた上に濃い作画で、女性キャラの色っぽさが3割増といった感じだった。目の描き方が違うだけでずいぶん印象が変わる。まあ、全体的によく動いていたのも事実でカラスがハルカを助けるために疾走しているところなどは非常にスピード感があった。
第一話の冒頭でも出てきたシャングリラとラクリマの戦いのシーンはまるで劇場用作品のような雰囲気。音楽も壮大だし、あまりバトルに興味がない自分でも大画面で見たいと思わせる迫力がある。フクロウが巨大化したのはびっくりだが、あれが最大限の能力だとするとこれから生き残れるかどうかは微妙かもしれない。