第4話「その届かない手紙は・・・」

前回の予告で灯里の涙を見ているせいで先の展開が読めてしまうのが多少難だけど、タイトルで既に「届かない」といっているからあまり気にするほどでもないかな。
ことあるごとに「でっかい」を台詞にくっつけるアリスがなんだかおかしい。「でっかいかっこいいです」とか「でっかいお人よしです」とか、どちらもかなり無理やりである。「でっかいお世話です」だけじゃなかったのか。というか、自分でクッキーを焼いてくるとはずいぶんと急に態度が変わったもんだ。初登場時は灯里の「朝ご飯を一緒に食べよう」の誘いをあっさり断っていたのに。
このアニメで深読みを誘うような言葉は出てこないかと思ってたら、灯里が「私を配達してください!」と受け取りようによってはちょっと危ない台詞。まあ、孤島で若い男と二人きりという状況でも艶っぽい雰囲気ひとつ生まれないというのがこの世界なので、自分の感性が不健全なだけかもしれない。ジェットバイクで飛び立つ時、藍華によれば「パンツまる見せ」だったらしいが、当然それを絵で描写するはずもない。なぜか顔を赤らめているアリスはえらく初心だけど。
配達人でさえもすごくいい人なのがこの世界で、自分の仕事と灯里たちの仕事を比べて

私たちは大切な気持ちを届けるのがお仕事
ウンディーネさんたちは大切な気持ちを作るお手伝い

などとかなり恥ずかしい台詞を言っている。藍華がいれば絶対に突っ込んでいるところだ。