第41話 「さくらと小狼と砂の海」の感想
学芸会の主役二人にさくらと小狼が選ばれるあたり出来レースな感もあるが、これも流れならしかたないのか。観月先生が黒板いっぱいの大きさの模造紙にあみだくじを書いてきたのはどう見ても非効率的だと思うけど。(笑) 黒板にあみだをチョークで書いて番号でも割り振っておけば、それと同じ数の紙に役名を書いたものを用意すればいいわけだし。
さくらが姫、小狼が王子かと思ったら、男女逆とはこれがCLAMP流*1なのか。さくらの王子役はまだしも、太い眉が特徴の小狼が姫だとかなり違和感がありそうな気がするが。
樹上で一人稽古をしていた小狼に香港の学芸会で歌を歌ったことがあると聞かされて、「いつか聞かせてね」と頼むさくら。これも将来の伏線?
雪兎の前だと動作がそろうさくらと小狼。第29話「さくらのあまーいクッキング」でもケーキ屋さんの前で同じようなシーンがあったけど。まだ、小狼の中では雪兎への思いが消えたわけではないらしい。ちなみに、今回は幕間のカードの絵がいつものさくらではなく小狼になっている。
朝の学校で二人で稽古をするさくらと小狼だが、あきらかに棒読み口調な小狼と結構自然に演技をしているさくらが好対照。さくらは小狼を異性としてはまるで見ていないからこその言動だとは思うけど、小学生の劇でくちづけを実際にするかなぁ。結局、クローカードの出現で未遂に終わっているわけだが。