第36話 「さくらと雪の新学期」の感想

一言でいうとはにゃ〜ん」祭り、である。

  • 朝食の席で雪兎と桃矢がまた同じクラスになったことを知って*1はにゃ〜ん」
  • 新しいクラス担任が憧れの観月先生だったのではにゃ〜ん」。「いったいどうしたの?」と不審げな苺鈴にはにゃ〜ん状態ですわ」と知世が答えるという一幕まで。
  • 誕生日&入学祝にもらったプレゼントの時計をつけてベッドでごろごろしながらはにゃ〜ん」。今度はケロちゃん「思う存分「はにゃ〜ん」しとき」と寛容な突っ込み。

新OP、EDは活発な印象があった最初のバージョンに比べるとややのどかなイメージ。特にEDは。作品をあまり見たことがなかった頃でもお店(まんだらけとか)のBGMでかかっていたのを聞いていたから、結構耳になじみがある。映像と音楽のシンクロ具合は前の方がよりタイトだけど、曲自体はどちらも十分いいできだと思う。
ケロちゃんに目覚ましを枕元に投げられて起きたさくらがパジャマを脱ぎ捨てて*2、制服を来て身支度を整えているところに自己紹介のモノローグが入る。

わたし、木之本桜。今日から小学五年生。相変わらず算数が苦手で、体育と音楽が好きな、元気が取り柄の女の子です。

誰かが異様に幸せそうだと、たいていそれが覆るような展開になるものだが今回も例外ではなく、せっかくもらった時計をスノーのカードから逃げる途中にさくらがなくしてしまうということに。「よくも!」と怒り心頭でファイヤリーを発動させてあっさりスノーを封印したさくらだが、時計をなくした悲しみは癒えず泣き出してしまう。なんというか、演ずる丹下さんの泣きの演技がいいのもあるけど、胸の前に肘から上の両手を持ってくるというポーズが非常にいたいけな感じを演出していて*3、わざとではないと思うのだができすぎである。

*1:桃矢と一緒に朝出かければ雪兎と会えるから

*2:当然だが、映されるのはパジャマが放り投げられているところである

*3:まあ、早い話が「萌え」ということだけど