いまさら「みんなのGOLF4」

みんなのGOLF4 PlayStation 2 the Best

みんなのGOLF4 PlayStation 2 the Best

我ながらいまさらな感想を書くことが多いのだが、トップの説明にも書いてあることだし気にすまい。
メモリーカードの記録*1を見るに、少なくとも去年の正月からプレーしていたのは事実で、そこから2、3ヶ月はまったあとはしばらく放置していたんだけど、去年の冬に入った頃友人に貸したり、一緒にプレーしたりしたのがきっかけで第2次ブームの到来。結構奥が深くて飽きのこないゲームである。
このゲームに限らず、日をある程度置いて再びプレーすると微妙に自分が上達していることがある*2。たぶん、最初にプレーしているときにあった力み(お金を払った分、しっかり楽しんでやろうとかそんな感じの)みたいなものが取れるからかもしれないけど、みんなのゴルフ4ではジャストインパク*3の数字にそれが現れた。
最初にはまっていた頃はよっぽど調子がよいときでないと50%を超えなかったのが、今回は割と超えることが多くなっている。絶好調だと60、70%もたまにある。まあ、スコアが伴うかはまた別問題だったりするけど。要するにバーをじっと目で追いかけていたらだめで、ボタンを押す感覚をなんとなく覚えておいて、インパクトのところだけ目と指を集中させるという感じでいったほうがいいようだ。ジャストインパクトがある程度狙ってできるようになるとスーパーバックスピンやトップスピンを使える場面が増えるので、そういう意味でも楽しいプレイができる。自分は同じシリーズの「みんなのゴルフ3」*4もプレイしているけど、わずかとはいえ自分が成長することがあろうとは思わなかった。実に侮れないゲームである。

みんなのゴルフ4は(一部)そこはかとなくエロい

さて、ここからが本題。ネットなどの評では、女性キャラが多すぎるとか声優さんの演技がアニメっぽいとも聞くが、個人的にはまったく気にならない。外国人女性キャラにやたらと金髪が多いのはどうかと思うけど。声優さんの名前が判別できない場合はキャラと声優さんのリストのページ(みんなのゴルフ4 声の出演)が役に立つ。
前作の3では、バーディーを出したときの「あは〜ん♥」にクラッときてグロリアばかり使っていたのだが、4では「はぁー!」に変わっていてちょっと残念。
そこでまず凛とした声のサクラがお気に入りになった。演じる鈴木麻里子さんはナレーションのお仕事が多いみたいだけど、ゲーム「ゆめりあ」のネイト、「OPERATOR'S SIDE」のリオなどで結構印象が強い声優さん。忍者ゴルファーというぶっ飛んだ設定*5もクールな声でそつなくこなしている。バーディーのレアポーズ「見つかっちゃった……」がいい。
他のプレイヤーキャラでは品のよい美少女ぶりを発揮するシルビアや、もろに某アイドルのパクリっぽいアヤも悪くはないが、色気という点ではもう一つである。代わりにキャディさんが妙に目立っていると個人的には感じた。まず、帽子に十字のマーク(看護婦?)が入っているアイミ。腕が上がらないうちは、ミスしたときの「悔しいっ」とか「なんで……」が腹立たしく感じたりしたものだが、安定したプレーができるようになると、やさしいお姉さんにリードしてもらっている(何を?)という感じでいい按配になる。

  • ナイスショットだと、「しびれる〜!」
  • ピンにまっすぐ向かうショットが来ると、「すごいのね→そう」、または「しびれちゃう→いいわ」
  • 上手くいいところに乗ると、「上手よ〜」。アプローチショットの場合は、「素敵……」
  • チップインイーグルなどのスーパーショットで、「あぁ〜ん、素敵よ〜!」
  • ロングパットのときは、「来て……」、「大丈夫」
  • パットなどを外すと、「あぁん!」、「もうっ!」
  • 明らかなミスショットの時(木に当たるとか)の、「いやん!」、「あんっ!」、「うぅんっ!」

特に最後のなどは、バグパイプクラシックのコース上にある藪に突っ込んで何度も打ちなおしているときに聞いたのだが、音だけだと誤解を招くような雰囲気である。まあ、自分が深読みし過ぎなのかもしれないが。
それから、もう一人同じくキャディのマリ。こちらは元気系だが、演じる神田朱未さんの声が独特で、目いっぱい無邪気なんだけど微妙な甘さが声にあり、本人は意識せざる媚になっているような*6。アイミに比べると色気を意識させる場面は少ないが、

  • バンカーに入れてしまった時の、「やだ……」
  • ショットがバンカーに入りそうな時の、「いやっ!」、「だめっ!」
  • チップイン直前、「入っちゃうよ〜」

などはなかなかおいしい。とはいえ、こういうコールが多い時はたいていスコアがボロボロなんだけど。まあ、極めて邪道な楽しみ方であるが、声優さんの声を楽しむツールとして意外にゲームは優秀だったりするという一つの例かもしれない。

*1:ゲームに入ってまず出るメニュー画面の「データ→VTR」にはチップインバーディーなどの珍しいプレーが記録されていて、日付も同時に書きこまれる。

*2:ピンボールゲームにもそんなところが

*3:ショットを打つときに、まずスイングの始動→距離の設定→インパクトのタイミング合わせ、と3回ボタンを押すのだが、最後のタイミングがきっちり合っているときのことをジャストインパクトという

*4:2は買わなかったが、1もプレイしていた

*5:ゲーム内のキャラ性能としては極普通。若干飛距離が足らないのが弱点

*6:福圓美里さんも似たようなところがある