カテキン第2巻/オジロマコト
- 作者: オジロマコト
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/06
- メディア: コミック
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ナナ先生がやはりキャラは一番立っている。奈良の大仏の柱の穴を通り抜けようとする話は、単に彼氏疑惑を晴らすためのエピソードとしては大げさだけど、こういうので1話作るのも馬鹿馬鹿しくていいかもしれない。ダイエットしていた理由にもなってるし、この人ならこれくらいのことはするだろうというのは1巻を読んでいればわかるのでそう唐突でもない。
中盤で雪村や佐伯が家に来る話では英語の発音がいいということがわかる。本気になって教えればできないことはないようだし、1巻でのドッジボールでの動きのよさも考えると,結構マルチな能力の持ち主ということになるのかもしれない。いきなり英語だけの会話を提案したのは、二人を追い出すための罰ゲーム(バリカン)目的だったようだが、どうやら6人の姉から受けるストレスが底にはあるらしい。
今 あたしは 逆立った心を丸くするため
誰かにいじわるがしたいの
それがサチに向けられない真意がよくわからないところもあるのだが(少し冷たい態度をとったり、プロレス技をかけたりはしている)。好感は持っていても恋愛感情に発展するほどの関心は持っていない気がするし。まあ、なんでもラブコメフィルターで見るのはよくないけど。