ヤングアニマルNo.3

ユリア100式（萩尾ノブト、原作：原田重光）　３体目のキャラ「108式ユリン」登場、なのだが最初はユリアと見た目が似ているのが気になった。妹系キャラだから髪を二つ縛りにしたのかもしれないが*1、これだとシルエット的にユリアとそんなに差がない（ユリンのほうが多少髪は短いが）ものだから、似たような表情をするとほとんど同じキャラに見えてしまう。９８Ｐの１コマ目のように無邪気な顔をしていると特にそう感じる。
まあ、すぐに本性が出てくると違った印象も受けるわけだが。天然なユリア、クールなジュリアを混ぜ合わせたら腹黒な面ができてしまったような感じで、何も知らない子供の振りして瞬介の股間を弄び、ダッ○ワイフの責務を果たそうとするところはユリアにない怖さがある。
キミキス（東雲太郎、原作：エンターブレイン）　第２シリーズ開始。偶然ボールが飛んできてサッカー少女の明日香と出会った挙句、一緒に練習までしてしまう都合のいい展開だけどまあゲームだから何も言うまい。色気過剰にならない程度に艶やかさのある明るい絵柄はやはり一般作品の漫画化にはちょうどよくはまっている。エロ漫画のときと比べると多少目を小さく丸っこい感じに描いているのは原作のデザインに合わせたのかな。
練習の後で、明日香が口をつけたスポーツドリンクを光一が飲むというシーンがあるのだが、いわゆる「間接キス」にドキドキするのはお約束として、顔を赤くしている光一がやたらとかわいく描かれているのは個人的には微妙なところかもなぁ。味わった感想が「咲野さんの味がする…」というのはちょっと変態さんっぽくて笑えるんだけど。

*1:もちろん、ユリアの妹だから、というのが第一の理由だろうけど