まきいづみのひゃくにんいっちゅ!

maeoki2007-01-29

ああかむが第1弾のゲームの前に出したソフト。発売日の翌日くらいにとら○あなやメ○ンブックスに行ったら既に置いてなかったのであき○おーの通販で手に入れた。一応自分もこの人のファンではあるが*1、ある意味ネタとして買った面が強い。
とりあえずPCに取り込もうとiTunesを起動したらデータベースにしっかり登録されていてびっくり。熱心な人が一から書いたのか。曲名が和歌の全文と詠み手の名前になっているから相当な労力だと思うけど。
内容だが、単にあの舌っ足らずなふわふわ声で読むだけかと思ったら、下の句の2回目がアレンジモードになっている。

元)三笠の山に 出でし月かも
ア)三笠の山に〜 月が出た出た〜!

スタッフの名前に「台本:関戸ゆいぎ」とあるのはこの部分だろうか。かなりアドリブも混じっていそうだが。いずれにしても、脳内お花畑というか小学生低学年の女の子がよく意味をわからずに読んでいるような雰囲気が狙いだと思われる。結果としては、電波な癒し系は得意なところである程度は成功していると思うけど、さすがに百首全部に天然ボケを発揮するのは大変という印象も受けた。下の句だけでなく上の句もネタに使うべきだった気もするし、朗読に詠み手の名前も入れておけばバリエーションが増えたのではないかと。
なぜかゲームの前に出たところからして、雑談の合間に出たアイデアをそのまま採用してパッと作ったような感じもするが、スタッフブログの去年大晦日の記述を見ると割と前から準備していた風でもあるなぁ。

*1:そもそも意識して声を聞いたことがあるゲームといえば「つ○きす」くらいなので、ファンを名乗るのはちょっとためらわれる。