パンプキン・シザーズ第６話「豊穣な時間」

前回に続いて小休止その２といった感じ。伍長が拾ってきた赤子の話だが、原作だと子爵の話の前後に入るちょっとしたサブストーリー的挿話になっているところをかなり膨らませて１話にしている。当然、アニメオリジナルの展開。
今回の少尉はかなり表情豊かで作画も割と安定しているので楽しく見られる。例の「おっぱいだっ」で赤面するのは原作通りだけど、その後で赤子を自らあやそうとするシーンでおどけた顔を作って笑わせようとしているのには意表を突かれた。そんなキャラだったろうか。まあ、職業的生真面目さがあえてそういうなりふり構わぬところに出たとでも解釈するべきなのかもしれないけど。どうでもいいが、手袋をした手で平手打ちをしてはっきり跡が残るのは変だとかそういう突っ込みはなしかなぁ。
赤ん坊を拾って云々の話は、若い女性が主人公格だと相手役の男性キャラ共々新婚さんごっこの様相を呈するのがパターンだけど、さすがにこの作品は少尉が軍の小隊長でしかも大きな屋敷を持つ名家の令嬢という立場であるせいかそういう展開にはならない。これが仮にステッキン曹長が主人公の話ならそういうお約束モードになった可能性はあるけど。