パンプキン・シザーズ第4話「ヒビ割れた肖像」

maeoki2007-01-21

次回の病院ドタバタ編への前振りみたいなものだが、話としては重い。第2話で子爵が使っていた戦車を調べようとしたら何者かに破壊されるし、コルトゥ博士の話から伍長の銃は本来存在しないものであることもわかる。電話での台詞からして、戦車の破壊を指示したのは博士自身ということになりそうだが。
作画は割と良好。作業場で戦車が装甲車に破壊されるシーンも迫力がある。ここまでのところ、武器とか機械の描写はたいてい力が入っているような。他の見どころとしては、冒頭で伍長の悪夢を少尉が晴らすというシーンで、基本的には原作通り。死の行進というイメージの作りになっていて、漫画のように実際に戦っている描写が入っていないのでむしろマイルドな印象もある。胴体が吹っ飛んだりしているところを描くとアニメとしてはちょっと過激すぎるからかな。
今回初登場のウェブナー中尉は階級的には少尉よりも上ということになるわけか。ちょっと声に癖があるのが気にはなるけど。最初は某白薔薇の人かと思ったが、スタッフロールを見てみると結構ベテランの人だった。それにしても、顔だけだとすぐには女性とわからないほどの男前っぷり。