パンプキン・シザーズ第2話「戦災復興部隊」

maeoki2007-01-18

伍長が初めて3課の部屋に来た時の第一声が「オ○パイだっ」なのは漫画を読んだ人間には周知の事実で、それがアニメ版にないのはなぜだと思ったのだが、そもそも一緒に連れてくるのが赤ん坊でなくマーキュリー号になっているのだった。公式サイトを見ると第6話でその話をするようだから、その時かな。こんなにおいしい台詞を使わないとは思えないし。
1話同様、展開や場面ごとの構図などはほとんど原作通りで、子爵に銃を向けたメイドさんの髪型もそのままだが若干見かけのヒロイン度が増しているような(画像参照)。
それはともかく、戦車と一人で戦う伍長の超人ぶりは今回もすさまじいが、それに合わせて元の部隊名の「901 ATT」の意味も説明されている。つまり、「Anti Tank Trooper」というわけだ。ランタンを灯したからといって無敵になるわけではなく、単に恐怖心がなくなるだけだから傷も負うわけで耳や肩、背中に大けがをすることになるのだが。いずれにしろ、この大男の驚異的な戦闘能力が備わってようやく少尉の熱血ぶりが報われる体制が整ったということになるのだろう。もちろん、それ以前から3課は存在していたわけだが、物語上の必然とでもいうか。