パンプキン・シザーズ第1巻
- 作者: 岩永亮太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06/17
- メディア: コミック
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何となく主役はアリス少尉かと思っていたんだけど、表紙で大きく写っているのはオーランド伍長の方である。まだプロローグの段階だし、どちらがどうでも構わないが。雑誌などでは女性キャラの方がクローズアップされやすいというのもあるかな。
漫画を読むとアニメも基本的に原作に忠実に作ってあるようだ。食堂で伍長の前に少尉が顔を突き出すシーンもそのままである。まあ、驚いてのけぞっているコマは視点のあるところが逆になっているけど。絵的には多少漫画版の方がこじんまりとしている感じ。
少尉は小剣を構えて号令するポーズを初めとして見せ場が多いが、個人的に印象に残ったのは上の画像のメイドさんかな。それまで貴族である主人に対してまったく逆らえなかった彼女たちが、公女という位を持つアリス少尉の出現でようやく本来向けるべき相手に銃を向けることに*2なるわけだが、この少々乱暴な言葉使いはそれまでとのギャップがあってちょっとときめいた。ちなみにアニメでも同じシーンと台詞がある。