鬼ごっこ第1巻/黒柾志西
- 作者: 黒柾志西
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2006/11/09
- メディア: コミック
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主人公(頼子)と関わる人物を「ほのぼの→殺伐」の順番で並べると
- 友達の理緒、サト(普通の人間)
- 頼子の保護者シノ(野良猫又)
- 監視役の麒麟(鬼)
- 敵であるシルヴィ(悪魔)
となる。
最後のシルヴィは完全に敵なので麒麟との差は大きいが麒麟とシノの間にも差がある。シノは頼子に憑いて同化するなど、共に戦う立場なのに対して麒麟の場合は日本の妖怪として西洋の妖怪である悪魔たちに頼子を利用させないために守る、という立場だから。まあ、時に態度が必要以上に冷たくなるのはブラコンな上に胸の大きさでコンプレックスを感じるからみたいだが。
友人二人については、サトがやたらと頼子の乳をもみたがるので目立っているけど、理緒の方もまだ猫の状態だったシノと触れ合う場面では頼子の涙の原因を深い事情は知らないなりに理解しているようだし侮れない。