ヤングアニマルNo.13
購入動機は「まじスト」の松本氏による「ちょこっとSister」アフレコレポートの漫画だったのだが……よく考えたら単行本を買えば巻末辺りに収録されそうな気もする。
ちょこっとSister(竹内桜)
作者の名前は知っているが、この作品は初見。今月から始まるアニメの情報が2Pある。内容的には修羅場の前振り? アニメ化直前にしてはあまりタイミングのいい展開ではない気もするけど、そういうのが好きな人もいるだろうしなぁ。
TVアニメ「ちょこっとSister」アフレコレポート(まつもと剛志)
上のアフレコのレポートをなぜかこの人がやっている。「まじスト」の各キャラがレポートをするという体裁。画風が違うのか絵は似ていないけど、リアルな取材ネタと漫画のギャグ要素を微妙に混ぜているところが上手い。
魔人戦記 破軍(原作:あかほりさとる、作画:橋本還)
かっちりした絵はいいのだが、戦国が舞台にしては登場人物がずいぶんくだけた口調なのはどうなのか。主人公は現代から飛ばされてきた設定のようだからいいとして、元からいる武将までもが「〜なんだ」とか言っているのはかなり違和感がある。
ユリア100式(原作:原田重光、作画:萩尾ノブト)
身も蓋もないサービス展開だが、人間でなければ*1とりあえず許されるのが漫画の世界である。とろろが股間にかかってかゆくなったからって普通は女の子が自分で処理はしないと思うけど、何のためらいもなくやってしまっても人外ならいいのだから本当に便利な設定だ。
二代目はこすぷれーやー(甘詰留太)
同名でエロマンガも書いている人だからか、ほのぼのした雰囲気に似合わない色気のある絵。身体の線とか影のつけ方とか、あるいは艶っぽい唇にエロさが感じられる。お話的には予定調和というか途中の展開から落ちにいたるまで予想がついてしまうけど、タイトルからして相当おバカなノリっぽいし突っ込んでも仕方ない気もする。
まじかるストロベリィ(まつもと剛志)
相変わらず和む独自の世界を作っている。ボケ役はいちことニコが務めることが多いけど、生真面目さが仇になるニコと子供っぽいうっかりさ加減が事件を引き起こすいちことではちょっと役割が違う。あと、3人目の妖精スーもボケだが、こちらは不幸な身の上という四コマ漫画では割と定番のキャラパターンかも。
作者はよほど筆が早いのか、プレゼントのページ(294P)にも書いているけど、単行本も3冊を数え人気もあるだろう人の仕事ではないよなぁ。ちゃんとネタを作っているのがまたすごいわけだが。
*1:高性能な自可動型ダ○チワイフということらしい。