第4話 涼宮ハルヒの退屈

3話はちょっと原作との差異が気になるところもあったが、今回はほとんどなし。鶴屋さんのいつでも笑顔*1な超ハイテンションもいい感じに出ているし、長門が自分の体に当たりそうな打球だけグラブを動かして取るという異次元技も絵で見るとこういう感じなのかと思ったり。
アニメオリジナルな部分としてはグラウンドで練習をする時の交渉役にナース服を着た朝比奈さんを駆り出しているところ。原作では「何がなんだか解らないうちに」(21P)という表現で済まされているけど、こちらの方が経緯としてはわかりやすいし、視聴者的にもいいだろう。あと、キョンと古泉がしているテーブルゲームが野球盤になっているのも小技が効いている。
試合後にキョンが二回戦の辞退をハルヒに勧める場面は、原作に比べると両者の雰囲気がやわらかいような印象を受ける。ハルヒの「あんたはそれでいいの?」を「あんたがそれでいいなら」にして笑顔で言わせていたり、キョンハルヒを見る目が妙に優しかったり。
次回はお話的には3話の続きということで、原作第1巻の内容は後回しになるかもという自分の推論も怪しくなってきたが、朝比奈さんにメイド服を着せるだけならまだわからないかな。

*1:バッティングの時も口元に笑みを浮かべている。