バイオハザード4の感想・その1

バイオハザード4

バイオハザード4

ドリキャス版のベロニカ以来、このシリーズの新作は5年ぶりである。ゲームを始めるとき*1の「バイオ〜ハザ〜ド(4)」を聞くと自分の庭に帰ってきたような感じがする。RPG好きな人が「ドラ○エ」に感じるような気持ちを自分はバイオハザードに持っているのかもしれない。3Dのアクションアドベンチャーは「零」シリーズや「デメ○ト」など結構定期的にプレイしているし、それぞれ十分楽しんでいるのだが、敵を明快な形で倒すという意味ではこのシリーズが一番かな。ショットガンをぶっ放してこそバイオとでもいうか。
とりあえず、EASYモードで8時間ほどプレイして3章の途中まで(攻略サイトを見た感じでは半分くらい?)進めた。個人的な印象として、良い点と悪い点を書いてみる。
<良い点>

  • CGや音(BGM*2含む)の質がいい。ムービーシーンの各キャラの動きも実に滑らか。
  • 戦闘シーンとそれ以外の探索シーンの程よい緩急。おなじみの、一度倒した敵は基本的には出てこない*3というシステムはやはりいい。
  • 複雑過ぎない仕掛け。パズル的なものもあるが、少なくともここまでの段階ではかなりわかりやすいものばかり。
  • マップが見やすい。拡大縮小ができること、目的地が示されていることなど。

<悪い点>

  • 武器の切り替えが面倒。リングメニューにしてリアルタイムで切り換えられるようにした方がいい気がする。いろいろ状況によって使い分ける必要があるので。「L2ボタン+方向キー(またはアナログスティック)」とかでどうだろうか。その間、敵の動きが止まっていることにするかどうかが問題だけど。
  • 敵がパッと見人間にしか見えない。良く見ると目が赤いのだが、服装などが割と普通なのでゾンビらしくないのである。良識ある人たちからクレームが来たりしないだろうか。まあ、すぐに慣れるというか、ゲーム中はそんなこと言っている場合ではないのだけど。
  • 回避行動が取りにくい。サイドステップがあればかなり楽なのだが。
  • アイテムが隠されているビンやタルを壊すのがちょっと手間。ナイフを普通に振ったのでは壊れないことが多く、ちょっと下に軌道修正しないといけない。弾が余っていれば銃で壊せるが、とてもそんな余裕はないし。

悪い点はちょっと重箱の隅かも。ともかく、今回は雑魚敵といえども飛び道具を平気で使ってくるので通常戦闘でも気が抜けない。ボス戦は力押しだけでは勝てないことが多くて敵の攻撃を回避することが重要だし、全体に今までより難しくなっている印象がある。ベロニカ路線をよりハードにしたような感じだろうか。2章の巨人との戦いではちょっとめげそうになった。下手に途中で止めるとそれっきりになりそうなので一気にクリアしておきたいところ。

*1:どうせならロードする時にも言ってほしかったが。

*2:ちょっと「デ○ント」っぽい?

*3:ロードしてから過去通った場所に戻ると敵がいる、ということは時々あるようだ。