ARIA 1/天野こずえ
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: コミック
- 購入: 8人 クリック: 198回
- この商品を含むブログ (326件) を見る
まず気づいたのが、灯里たちウンディーネ(水先案内人)が素足ではなくストッキングを履いていること。ただ、これは冬服独自の仕様の可能性もあるけど。そういえば、第1話*1はちょうど雑誌でも読んでいたのだが、灯里が「クックックックッ」と鏡の前で一人笑っているのを見て、「変な子だなぁ」とか思ったのを覚えている。まあ、衣更えで新しく着ることになった冬服がうれしくて思わず出た笑みなのだが。アニメはこれから夏になるという設定なのに対し、漫画では季節が秋になったところから始まっているという違いがある。
アニメの第1話で出てきた要素としては、
- じゃがバター屋さん
- 暁が灯里のことを「もみ子」と言う。
- 各キャラが主に何か驚いたり、困ったりした時にデフォルメ顔になる。
- 藍華の「恥ずかしいセリフ禁止!」
- 「友達だから」といってタダで乗せてもらう。これを言ったのはもちろん、アイではなくて暁だけど。
- アリシアの見事なオールさばき(小型の飛行艇の下で)を灯里たちが目撃する。
など。漫画の第1話に出てくるおじさんのお客を少女アイにして、アリシアのオールさばきのシーンにアリア社長救出の要素を加えたのがアニメの第1話ということのようだ。
逆に、漫画を読んで初めてわかったこともいくつかある。
- 青い瞳を持った猫をお店の象徴にして仕事の安全を祈願する慣わしがあるので、アリア「社長」
- 灯里が右手だけに手袋をはめているのは、それが半人前の証しだから。*2
- 話の舞台であるアクアとは「火星」のことである。というか、2301年の話?
舞台の設定にしろ、キャラの設定にしろ、アニメではかなり説明を省いている感じだけど、まず雰囲気をつかんでもらうのが先というコンセプトなのかも。まあ、モノローグなどで最初から長々と説明されても頭に入らないし、それこそガイドブックと首っ引きで旅行するようなものだろうからこれでいいのかな。