ムシキング 第27話 「刻まれた紋章」

少し前から流し見感覚で何となく見ていたのだが、最初から最後まできちんと見たのは今回が初めて。
前回の最後の方でいなくなったソウマ*1を探しているところから始まるが、チビキングが「見つけた!」と言って皆が喜んでそちらに向かおうとしたら、見つけたのはソウマじゃなくて樹液のことだった、というベタな脱力ギャグをかましていきなり雰囲気がだらける。(笑) 三人組の人たちとか派手にずっこけてるし、てっきり今回は全編シリアス展開で行くかと思ってたからそれまでとのギャップに受けた。
お話自体は仲間や家族、そして虫との絆を大事にしながら主人公たちが成長していくという王道スタイルみたいだけど、女子キャラの服装がむやみと過激なのが気になる。

  • パム 青くてスカートの丈が非常に短いバレリーナのような服。夕方アニメだから中が見えることはないが、常に太ももから下は出ている。
  • バビ ピンクのレオタード。身体に巻いた緑色のベルト(?)を操って戦うようだ。
  • チョーク 上二人と違って素足ではなく膝の上から履くブーツのようなものをつけているが、着ている服は前はバビと同じくハイレグ、後ろがTバックで最も過激。

絶対少年」だと服装はあくまで常識の範囲内で、恣意的なフェチアングルが目立つという感じなのだが、こちらは最初から全員目の毒のような格好だから単に全身を写しているだけでもまずいというか非教育的というか。たまに脚の方だけ写すカットがあったりするので、けっこうスタッフも狙ってやっているんじゃないだろうか。年齢的にも少女から年増(というか母親)までそろっていて隙がない。
王道主人公と悪に走るライバルという構図はわかりやす過ぎるけど、戦闘シーンでのバビの動きなど(新体操のリボンのイメージなのかなぁ)全体に作画の手抜きがなく、意外に退屈しなかった。後は主人公の声優さんの演技が腰砕けなのさえ直ってくれれば。

*1:どうも名前だけ聞いていると「神無月の巫○」の彼を思い出す。