#6「S・O・S! 危ない放課後!?」

「何でもいうことを聞く」というりぜるに「他のやつと付き合え」と言って遠ざけたはいいが、結局、自らの妻であることを友紀が宣言する羽目になるという落ち。売り言葉に買い言葉(龍之介の「君はりぜるの何なんだ?」に対する返答)ではあっても実際に口に出すとそれなりに自覚も出てくるのではなかろうか。りぜるは「岩城りぜるです」と名乗って友紀の妻であることをさりげなく示したりもしている。
「目的は身体だけだから」とか「少し辛いかもしれないけど、すぐ終わるから」とか思わせぶりで危ない台詞を事前に言っていた龍之介だが、りぜるに求めていたのは等身大人形のモデルだった。友紀に踏みこまれて詰問されると「合意の上だ」とも言っているけど、完全に製作者が言葉で遊んでいる。まあ、今更ではあるけど。
今回は最後にりぜるが友紀に冷たくされて泣き出し爆発*1、というシーンがなかったのは友紀の心境も多少は変化しているということかな。

*1:りぜるの涙はグリセリンと同じ成分。