コミックメガストア11月号
「HI SPEC HEROINE MAGAZINE」らしい(表紙の一番上に書いてある)。ちなみにメガストアHは「HARD & DEEP HEROINE MAGAZINE」。まあ、「HENTAI COMIC」とか書くわけにもいかないか。
- エロゲー雑誌の姉妹誌だけに、巻頭のカラーページでエロゲーの紹介をしている。「はぴねす!」のような萌え系ゲームの紹介で「狭隘(きょうあい)な粘膜の狭間から滴る濃厚なミルクに白い柔肌を慄わせて(ふるわせて?)羞恥に染まる頬」などと、官能小説のような説明文をつけるのがメガストア流なのか?
- スキ・キライ・夏・終わり(ED) 顔にしても体の線にしてもデッサンがとれているとは言い難いんだけど、抗しがたい魅力のある絵だ。特に表情がいい。フィクションならではの可愛さにあふれている。キャラ的にも幼なじみ3人組(女二人、男一人)のそれぞれの性格*1がうまく生かされていると思う。ちょっとバカっぽい青春恋愛ストーリーはこの雑誌では異色な気もするが、巻頭に来るということはそれだけ支持もあるということだろう。
- ドッペルゲンガ【前編】(鬼ノ仁) 打って変わってこちらはハードな凌辱もの。少なくともこの回では器具などは使わないノーマルな行為のみだが、質量ともに豊富なエロ絵の迫力には圧倒される。
- デイ アフター 少女セクト(玄鉄絢) 単行本も買っているのだが、そういえばまだよく読んでないな。レズでこれだけ自然にエロシーンを描けるのはすごいと思う。キスの方が主体みたいなところもあるけど。
- 不動帝学園物語【3限目】(鰻丸) 3Pのシーンで女の子二人を百合的に絡めるのは「スキ・キライ・夏・終わり」と似ている。明るめの絵柄でエロさも十分。<パイズリ→正常位→騎乗位+3P>と各シーンが移行する過程を丁寧に描いているのがいい。
- クラッシュ!(ゴージャス宝田) ロリ専門の人だけど、相手に対する思いの強さを表現するのが上手いので、割と受け入れやすい。そつのないキャラの立て方もグッド。非常時(落盤で閉じ込められた)の緊迫感をエロのエネルギーに変える展開がすごい。「パンツ脱いで… 来いっ 二宮ぁっ」*2とか。
- 蝶の羽(いとうえい) 絵柄のライトな感じからするとラブラブな話のほうが似合いそうな気もするが凌辱系。汚されることに対する嫌悪感の土台を百合の関係に求めるのが今風かな。ちょっと内心の声が説明的過ぎるのが難。
- プレゼント○△□(ごやっち) これまた3Pで女の子二人が百合である。支配する側の子が女性同士の関係にこだわらないのが特徴。
- 若葉萌ゆ(乙) よくわからないけど、御祓い系の話で続きものということだろうか。ついでに近親ものでもあるようだが、って最後の落ちを見ると単なるフリ?