ポプリクラブ10月号
表紙のコピーに「もっと可愛くもっとHに!! キミの快楽に奉仕しちゃう美少女漫画誌♥」とある。先月号の「萌え系美少女Hはポプリにおまかせ♥」といい、萌えエロ系にターゲットを絞っている感じ。まあ、今更かもしれないけど。
- 表紙(兼処敬士) 黒いゴスロリ服を着た少女(頭にはリボン)が口でドレスの裾をくわえて下半身を露出させているという絵。股間にリボンが巻いてあったりして芸が細かい。
- (上の補足)巻末のモノクロページには同じキャラが服を脱いでいる絵が載っていて、これもエロでいい。作者のコメントにあるように「『ゴス』なのにむっちり」というところがまた。
- ピンナップ(あずまゆき) 両面ともスクール水着がモチーフ。裏のH絵より表のセーラー服脱ぎかけの絵のほうがいいかな。(笑)
- オッパイパイ(RIKI) 巻頭カラーの妹もの。作者紹介のコピーに「汁の伝道師」とあるからそういう作風なんだろうけど、ちょっと精液が出過ぎ。画面を覆う「どっばー(?)」だの「どぉおん」だのと迫力のある書き文字は勢いが感じられていいのだが。
- ほしいものは(あかざわRED) これも妹もの。スクール水着(旧型)にツインテールとエロゲーライクでベタなキャラ設定だが、エロに徹した内容で妹が攻めに回る展開と個人的な印象は悪くない。
- 僕のやきもち(BENNY'S) 幼なじみのお姉さんがヒロイン。お姉さんといっても同じ学園内の先輩なので見た目は同年代。この作者は年上の包容力があるキャラを描かせると天下一品なのだが、これぐらいの関係であまり歳が行っていないキャラの方が絵的には締まるのでいいかも。
- Hot.biz Success.2(獅堂ありす) なぜ女教師は眼鏡をかけて髪をアップにしていることが多いんだろうなぁ。
- あねまま(ヤスイリオスケ) 冒頭に妄想シーンを持ってくるのがこの時点で三つ目*1。歳若い義母ものだが、悲壮感や背徳感は微塵もない。絵の肉感的なエロさは今号随一。
- Shall we...(真田鈴)
- 彼の純愛十年計画(酒井ヒロヤス) バカっぽい純愛ものはお手のものといった感じで楽しく読める。こういうのって一昔前の少女漫画テイストと相性がいいのかな。女の子がちょっと打算的なのもナイス。
- レイト(Lapis Lazuli) 擬人化にもいろいろあるけど、「トイレ*2」とは。(笑) 擬人化した「レイト」を風呂場で洗っているうちにHしてしまい、挙句の果てに「責任…とってくださいね♡」である。エロ漫画ってすごいなぁ。
- 非常好吃! テンテンちゃん(吉川かば夫) ケーキ屋の目玉商品が女体盛り、ではやっぱりだめなんだけど、女の子は店長のことが好きだったので食べてもらうという話。「(大事なところは)店長さんのお箸で味わって」がツボに入った。
- 先輩といっしょ(星逢ひろ) この作者にしてはエロ描写が多いのはいい。ただ、絵柄とお話がほのぼのしている割に「おま○こ」だの「おちん○ん」だのと直接的な言葉をバンバン言うのはちょっと違和感あり。
- ず〜っとご主人さま!! ご奉仕その2(魚肉ん)
- 知ってること知らないこと(みやもとゆう) けっこう注目している人なんだけど、今回はひねりが足らないかなぁ。ヒロインを同級生でなく先輩とか先生とか年上の設定にすると、経験がないのにHの仕方を教えようとする負けず嫌いな不器用さがより生きたかも。
- 双子と散歩っ♥(De)
- アネプレ(ASTROGUYⅡ) すっきりとしていながら肉感のある絵はいいのだが、ふんどしスタイルのコスプレという設定がエロシーンに生かされていないのがもったいないところ。
- DVDボーイ(みつや)
- みるみる(海驢) 搾乳という要素を女の子の気持ちの表現に使うというアイデアはなかなか大胆。事後の余韻の描き方も雰囲気があっていいと思う。
- 二階の女教師(原口清志)