フタコイ オルタナティブ「FILE-07 双葉恋太郎最初の事件」の感想

2年前の話だが、現在と比べるとちょっと恋太郎がやさぐれ気味。大学の仲間はストリート系というのもこの手の作品では珍しいかも。まあ、第2話で高校時代は不良を気取っていたというのが出ているからそれほど不思議でもないけど。
しきりに父親(愛之助)の台詞「どうすんだ、お前は?」をフラッシュバックさせているのは、憧れるにしろ憎むにしろ父親を乗り越えるべき存在として扱うという意図だろうか。
銭湯に立てこもった思想犯(?)を沙羅*1の活躍で倒す場面で「運命」が流れているのが妙というかなんというか。前回の温泉でもそうだけど、単なるドタバタっぽいサービスシーンにしないのがこの作品らしいところ。湯の中に潜まされた恋太郎が双樹の身体*2を指先で叩いて指示を与えるところは、その度に顔を赤くして目を閉じる反応が愛らしくていいけれど。
TVの気象予報士が「雪は夜半過ぎに雨へと変わり―」と言っているのは、やっぱり有名なクリスマスソングの「♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう」のパロディかな。そういえば、ハルヒが「消失」の10Pでこのネタを使ってたけど。今回は、陽水の「夢の中へ」を恋太郎が口ずさんだり、某声優の「エンジェル恋をした」のイントロがラジオから*3流れたりと、歌の小ネタが多かった。

*1:双樹、恋太郎と共に人質になっていた。しかし、なぜ恋太郎が一緒にいたんだろう。

*2:胸なのか太ももなのか。

*3:DJは別の人みたいだが。スターチャイルドつながりか。