ヤングアニマル嵐No.2

ヤングアニマル 嵐 2007年 2/1号 [雑誌]

オレたま（瀬口たかひろ、原作：原田重光）　世界を破滅させるために来た悪魔っ子のエリスが男性の性器を見慣れていないことで、主人公の射精を促すのに苦労するという展開が初回からここまで続いているわけだが、少々無理がある設定のような気がしないでもない。まあ、何も障害がなければすぐに話が終わってしまうのはわかっているけど、あまり同じことをしていてもなぁ。主人公の気持ちが完全にバイト先の同僚美奈与に行っているのが何だか面白くなくて嫉妬心を燃やすエリスは一種のツンデレキャラになりつつあっていいので、いっそ恋愛方面でのもつれ合いに重点を置いてもいいのでは。見かけもお子様体型に縦ロールの髪とお約束通りだし。
まじかるストロベリィ（まつもと剛志）　どんどんキャラが増える割に違和感がない漫画だけど、また新キャラが。これだけ*1増えても何とかなっているのはキャラの書き分けができているせいもあるかな。目の描き方に意外とバリエーションがあるのと後は髪型か。スージーに続いて犬耳型の髪のキャラ*2がいたりするが、そういうエロゲー（？）的要素もさりげなく入れ込ませるのがこの漫画の味なのかも。
愛情表現1.1（鬼ノ仁）　同名タイトルの単行本に収録されているカラーの作品のアレンジバージョン。制服がテニスウェアになっていたり、多少流れが違ったりはするが、基本的な展開は同じ。本の宣伝もカラーと気合が入っている。嵐に読みきりとして載っていた単行本収録作品「ラブホいこうよ♥」が次号から連載になるらしい。舞台になる場所が場所だけに主人公とヒロイン以外でもサービスシーンが作りやすいということなんだろうか。

*1:既に２０人くらいはいっているような。

*2:冬月家の三男宏樹。