ヤングチャンピオン烈VOL.4
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2006/12/19
- メディア: 雑誌
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あとは、見た感じ、妙につり目の女性キャラが多い気がするのだが、それだけ強気なお姉さんタイプが目立つ漫画が多いということかな。
シャブスキ!(もりしげ) よくわからないノリの百合漫画。「シャブシャブ」するというのが女性同士の行為を指しているみたいだから、どちらかというとレズかもしれない。目の描き方のせいだとは思うが、女の子の表情がどちらも硬いのが気になる。同様の理由でキャラの見分けもつきにくい。
危さん(どれえじゃっきぃ) 幼なじみ系ラブコメの構図に突然割り込む姫留学生「危さん」のクールでマイペースな振る舞いに幼なじみの子が振り回されるという話。大量のオーディエンスの存在が姫を後押ししている気がしないでもない。柔道の試合でなぜか男の子への愛情表現として裸になるというシーンは見る者がいないと成り立たないし。
ピンクdeピンク(東鉄神) 呪いを解くためにHしなければならないという、エロコメの典型のような設定で、冒頭から普通にそういうシーンが出てくる。まあ、青年誌ならば問題はないのかもしれないけど、妄想でないのはちょっと意外な気もした。そんな状態でもあまりパラダイスな感じにならないのは手段としてのHだからかな。
ハコイリ(Cuvie) これまた普通に冒頭から……。後半はほとんどそのシーンだし、成年指定のないエロ漫画誌と同じ描き方のような。きちんと恋人同士であるはずの幼なじみのお嬢様が婿探しに合コンに出る、などという次号への引きはブラフだとは思うが、欝な話も書く作者だけにちょっと不安も。
それより、この雑誌以外にもドラゴンエイジで連載があったり、エロ系ではペンギンクラブや純愛果実、桃姫などでも書いたりしているみたいだけど大丈夫なんだろうか。ストーリーとエロを両立できる貴重な才能を必要以上に酷使してつぶしてほしくないのだが。