チャンピオンREDいちごVOL.1の感想・その2

maeoki2007-01-01

ページ数が多いのもあるが、興味の持てる漫画も結構あるので昨日の続き。年をまたいでこの雑誌の感想を書くとは思わなかったが。
奥サマは小学生(松山せいじ これまたある意味ベタなネタだが、エロに関してかなりギリギリの仕事をしている。バナナを苦しそうに頬張るとか横たわった少女の全身に練乳をかけるとかどう見てもあれやそれの暗喩にしか見えない。
厳守!きまり学園(仏さんじょ 「校長の像に刺さっている木刀を抜いたら番長にならなければならない」という校則のある学園らしい。中世の物語の有名なエピソードをそういう風に使ってくるとは思わなかった。要は、監視役である風紀委員の女の子「きまり」(長髪の美人)が常時くっついているための理由作りともいえる。番長らしい行動をすれば「番長ポイント」がたまって進級もできるとかなかなか小技も効いている。
15歳以下ネタとしては果し合いを申し込んでくる「自称」番長の『華虎(ハナコ)』がぜんぜん強くないお子様キャラなところか。背が低いのか袖の先は余ってるし、語尾に「にゃ」とかついてるときがあるし、果し合いの最中にトイレでおもらしをするとかどこのドジっ子妹系キャラだと思うところだ。基本的にクールなはずの風紀委員の「きまり」がそういう被保護欲をそそるかわいいものに目がないという設定もあって後半は完全にエロゲーモードである。その気になればバカノリの学園ものとしていい線行けるんじゃないだろうか。
月光のカルネヴァーレ(隅田かずあき、原作:ニトロプラス、下倉バイオ) 同タイトルのゲームの漫画版。絵も内容も雑誌全体からはかなり浮いているが、非常に端正な絵で見栄えはいい。しかし、戦うメイドさんというのもすっかり一つのジャンルになった感があるなぁ。まあ、この作品の場合、正確には人ではなくて「自動機械人形(オートマタ)」みたいだが。
おとまりHONEYみづきたけひと 男の子の家に常時泊まりに来ているという3人の女の子の家庭の事情というのが作中では詳しく語られていないんだけど、仮にも中3なのだからそれを単なるハーレム形態の理由作りにしてしまうのはのんきに過ぎるような気もする。その3人を追い出すために委員長の女の子がクラス会議でそのことを(あくまで仮の話としてだが)議題にしたら、結果的に自分も泊まりに来たことがばれてしまう、という自爆展開は悪くないのだが。
おしかけ☆ないとめあ(氏家もく 正統派ロリなおしかけ女房もの。絵がデフォルメ系として完成されている(色々な表情を描けるということ)ので見苦しくない。とりあえず、黒髪ロングのお嬢様系ライバルキャラが自分のバンツの中に携帯を入れて主人公の男の子に取らせようとするシーンはかなりやばい(画像参照)。メインのドジっ子ツインテールは冒頭でパンツを着たままおもらし(また……)をするし、最後は座薬を入れさせようとするしで、寸止めエロのお手本のような漫画。単に着替えやお風呂をのぞくとかではフェチも萌えもあったものではないわけで。