「まんがタイムきららMAX」9月号

4コマ漫画はアイデア勝負で絵は二の次かと思ってたら、意外に「絵=内容」であることが多かった。単純にキャリアの問題かもしれないけど。あと、動物ネタが多い。ネコを拾うとかのお約束もあるが、キャラ自体が獣人であることも。

  • 表紙、ピンナップ(門井亜矢 絵は同じ。ピンナップはサイズが倍で文字無し。絵だけ見ればおたく向け雑誌と変わらない。以前、「P-mate」でも書いてたし。ちなみに、女の子の服装は水着ではない。タンクトップと短パン。
  • えむの王国(中平凱 メイドとして働くことになったが、顔を見せることに慣れていなくて異様に恥ずかしがる元凄腕の忍びの女の子ライザがラブリー。えむ、って何のことかと思ったら、「Maso」のことか(あらすじ参照)。
  • ことはの王子様(渡辺純子 新キャラっぽい女の子のプロポーションはとても小学5年生とは思えない(背は低いが)。色気担当が小学生ってのもすごいな。個人的には主人(メイドことはが仕える相手)は大人のキャラの方がいけない感じが増していいんだけど。
  • 天然女子高物語門井亜矢 「危険なジョージ(情事?)」と「(猫の)お腹のふわふわのとこに 顔をもふもふ」だけでお腹いっぱい。キャラでなく、ネタで勝負するところがいい。茂雄(監督)とかみのも●たとか、ちょっとおじさんくさいところがあるけど。
  • ようこそ。若葉荘へ(阿倍野ちゃこ そもそも4コマではないんだけど、ハーレム型ラブコメの構図で主人公の立場をかなり厳しい状況に置いた感じかな。虐げられている現状からどうやってまき返すのか。ちょっと絵がエロ漫画家のてくてく氏に似ているような。以前、エース桃組で描いていた時はもう少し等身が低かった印象があるが、今の絵なら色気方面のサービスにも向いているかも。
  • オオカミの手かします!(大和狸) 最初からデフォルメで描くことを前提にして作られている感じのキャラは4コマでのすわりがよい。何でも屋をしている人狼の女の子(一人称は「僕」)が「オオカミ」なわけだが、怖さは微塵も感じられない。どちらかというと主人に忠実な子犬というイメージである。