第7話「アルティメットガール西へ」の感想
前回は失恋パワー(実際には勘違い)で圧勝した白絹が、今回はまさになすすべもなくやられまくるという展開。TVの実況中継のシーンはどこのエロアニメかというぐらいひたすら喘いでいる。レポーターの声がかぶっているからいいようなものの、かなり危ない雰囲気。よくわからないけど、今回のメトロノーム型の敵が持っている指揮棒は快楽のツボでも刺激するんだろうか。怪獣研究家のおじさんは「女体のマエストロ」とか言ってるし。「マーラー」という名前も狙っているんだろうな、やっぱり。
散々突っついて*1裸同然にした挙句、うつぶせに倒れた白絹に迫る敵のシルエットが男のアレに見えるような構図。メトロノームのてっぺんの持ち手(?)がそう見えるだけなのだが、これも狙っているっぽい。しかも、その部分のシルエットがわざわざ顔にかぶるように移動させているし、何かもう隠喩表現*2というにはちょっとあからさま過ぎるんだけど、ここまで徹底するならそれはそれで価値がある。
それにしても、UFOマンはすっかり汚れ役になっているのが哀れ。冒頭*3、白絹の部屋でいぎたなく眠りこけながら「その言葉はダメにゃ。禁じられた言葉にゃ」と謎の寝言は口にするわ、最後のシーンでバイクに置いていかれて、「待ってよ、ねーちゃーん!」と酔っ払い親父のような台詞は言うわで、イメージがた落ち。(笑)
あと、ヴィヴィアンは、バスに置いていかれた白絹を真が拾ったという報告を聞いて、「よかったね」という言葉とは裏腹に憂いのある表情を浮かべているから、どうやら白絹が好きという設定は間違いなさそうだ。