パンプキン・シザーズ第18話「小さな戦力」

maeoki2007-04-17

最後の舞踏会編の前の小休止で、ほとんど番外編といっていい雰囲気。完全にステッキン曹長の一人舞台である。一応、前回までの地下水道編からの流れではあるのだが、やはり動きと音がついたステッキンのパフォーマンスはところどころにあるシリアスな場面も一掃しかなねい破壊力がある。
伍長を励ますために作ったダンスや共和国の歌を披露する場面は演技とは違うセンスが要求される部分だけど、素人っぽさを残しつつある程度きちんと歌うといういい塩梅が保たれていて結構。まあ、某マリみてOVAの1巻で歌は聴いていたからそれ程心配はしてなかったが。
「元気の出る店」を示すためにオレルドが親指を中指と人差し指の間に入れる仕草をカットしてあるんだけど、これだとなぜステッキンが顔を赤くしているのかわかりにくい気もするので、何か別のアクションにでもするべきだったような。たとえばちょっと科を作ってみせるとか。
そういう描写がなくなった代わりでもあるまいが、ステッキンが伍長を介抱しているときの「桃色吐息」の作戦は原作にないイメージ画像付きになっているのはいい意味で予想外ではあった。ちっとも色っぽくないのはともかく。
予想外といえばもう一つ、元々シリアスが基本の本編からは浮いているEDがさらにおちゃらけた調子のステッキン仕様になっているのには笑った。曲が音頭なのはちょっとどうかと思うところもあるんだけど、欧州の民謡風にするのも色々と大変なのかもしれない。